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2023.03.29 Blog

みなさん初めまして

みなさん初めまして、The Home代表社員のTeruです。

The Homeプロジェクトが構想から2年の歳月を経て、ついに一つの形になりました!

 

このプロジェクトは小さな’種’から始まり、いろんな縁を繋げながら、少しずつ大きくなってきました。そして、これからも常に変化・進化を続けていくと確信しています。

 

今日はその始まりの小さな’種’、このプロジェクトの根幹にあるコンセプト・想いを綴ってみたいと思います。

 

そのためにはまず、少し自分のことも話さないといけないのですが、2000年から2012年まで、イギリスはロンドンを拠点にヘアスタイリスト(日本でいうところのヘアメイクさん)としてファッション誌、広告、MV、ランウェー等でヘアを担当しながら、美容メーカーさんの教育やブランディング等に関わる仕事をしてきました。 

 

帰国後も同じようにヘアスタイリストとしてして仕事をする傍、2015年にsustainable beauty 持続可能な美しさをコンセプトにしたヘアサロンをオープンして、日々サステナビリティってなんだろう?みたいなことを考えながら、サロンワークもしてきました。 

 

当時からの具体的な取り組みとしては3つあって

 

1、環境に配慮した商品作りを行なっているメーカーの商品を使用する。

または商品自体が使用しても環境に優しいものを使用する。

 

2、髪や肌、人にも優しい商品を使用する。

 

3、お財布に優しく、継続してサービスを利用してもらえるように適正価格で提供する。

 

ということを行なってきました。

 

そして、実際にsustainable beautyというコンセプトを掲げてサロンを運営していくことで、いろんなことが見え、たくさんの気づきがありました。

 

一つ例としてあげると、サロンとしてsustainabilityを発信をしているけど、そのことについて、問題について、社員の理解度や熱量は全然違うということw(これは社内教育の問題だと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが)そして、それは世の中の真理だということ。 

世の中には、そういった問題に対しての意識が高い人もいれば低い人もいるし、高い国もあれば低い国もあるし、もっと単位を小さくしてみると人ひとりの中でもできる日とできない日があります。

 

じゃーこんな高尚なコンセプトを体現するなんて無理じゃん、やっても意味ないじゃん。って思う人もいるかもしれないですが、それぞれがそれぞれのできる範囲で、やれることを、やれるときにやっていく、まずはそれが大事だなって思いました。

そして、そういった知識がない人に、知識のタネを蒔いておくことが大事なんだと考えます。 

今は実がならなくても、問題について、解決するための具体策について、知っているのと知っていないのとでは全く違うからです。 

 

だから自分がやってきたことには少なからず意味はあったのかなぁなんて思ったりはしています。

 

サロン運営開始から数年、日本では世界からは少し遅れて、SDGsが良くも悪くもブームになりました。各メディアはSDGsの特集を組み、各企業はブランディングの一環として、ファッション感覚でSDGsへの取り組みを積極的にアピールし始めました。その風潮ですごく良かったなと思うことは、日本の多くの人がSDGsについて触れて、知る機会が増えたことです。先程も挙げたように、まずは一人でも多くの人の心に種が撒かれることが大事だと思うからです。 そこから深掘りしていく人も一定数いるでしょうし、ふとしたきっかけで行動につながるかもしれないからです。

 

そして、SDGsは幼児教育〜大学教育まで、幅広い世代で議論されるところまできました。

(SDGsについては深掘りしたいところなのですが、少し話がずれてしまうので、それはまた今度の機会に。。。)

 

ちょうどその頃、僕自身はorganicのその先、sustainable beautyのその先、SDGsのその先を模索し、考えている時でした。そして、The Homeのコンセプトであり、根幹に在る想いの’ethical-エシカル-’にたどり着きました。

 

みなさんエシカルっていう言葉ご存知ですか??

 

直訳すると倫理的とか、道徳的という意味で、要するに法律では決まってないるわけではないけど、良識的に考えるとこうだよね?と多くの人が考える「社会的模範」だと思っていただければと思います。

 

なので近年では、環境保全、サステナビリティ、地域・社会への考慮といったニュアンスで捉えられることが多い概念です。

 

私たちは、The Homeの運営を通して、私たちにできるこのエシカルな活動・価値を普及して、より良い未来に繋がる選択を常に模索し、変化することを恐れずに、行動をしていこうと考えています。

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