前回カラーリングは大きくアルカリカラー、酸性カラー、植物性カラーの３つに分類されるというお話をしましたが、ここ１０年ほどみなさんが耳にしているオーガニックカラーはアルカリカラーの中の新しいジャンルになります。

１剤に含まれる染料等がオーガニック成分であり、その割合が９０％前後だとしても２剤に含まれるオキシと混ざることによってその%は半減することになり。。。果たしてこれってケミカルではないという認識なのだろうか？という疑問符は全美容師さんに共通の認識としてあると思います。。。

ですから厳密にオーガニックカラーって本当にそれだけど良いものと言い切れるのか？というとなんとも微妙なラインになってしまうんです。。。

またきっとこういう観点から曖昧なことが嫌いというかとても真面目で律儀な日本のメーカーのほとんどはこれだけ世間で流行っているにも関わらずオーガニックカラーというジャンルのカラー剤は出していないのです。（僕が知っている限りでもオーガニックカラーとして販売している大手日本メーカーは１社しかありません）

今日本の美容室で使われている多くのオーガニックカラーは外資メーカーの商材なんです。

Instagramにて【オーガニックカラーの真実】動画を掲載しています。ぜひチェックしてみてください！